こんにちは、じんぼーです。\(^o^)/
中級者の皆さんは、もうすでに押し球引き球は当たり前で、ひねりを少しやり始めた頃でしょうか?
そんな中、引き球をするときにミスキューしたりしませんか?
私は引き球大好き人間なので、真っ直ぐ目な配置になってしまったときも、ネクストを強烈な引き球で出すのが快感だったりします。笑
しかし、強い引き球につきものなのがミスキューです。
気合一発、思いっきり引こうとして放ったショット・・・カシュッ!
(´゚д゚`;)
恥ずかし~~~~。
ってなりますよね~。
そんなミスキューを回避するために、私が思いつく方法をいくつか紹介しますので、ミスキューに困っている人は参考にしてみてください。
ちなみに余談ですが、私が以前通っていたビリヤード屋さんでは、ミスキューなどでボールが場外したらお店の貯金箱に100円募金でした。笑
※私は「ミスキュー」と言いますが、「キューミス」とも言うようです。どちらが正しいんでしょうね?
ミスキューという現象
ミスキューとは、「引きや押し、ひねりなどの極端に端の撞点を撞いたときにタップと手球が滑ってしまい、しっかりしたショットにならないこと」
主に引き球の時に発生頻度が多く、引き球に限れば
「下の撞点を撞こうとしたときに、キューが手球の下に潜り込んでしまい、手球が飛び上がる現象」です。
つまり、引き回転をかけようとするのですが、その力が「手球を回転させる力」ではなく、「手球を持ち上げる力」に変わってしまうということですね。
これをジャンプショットだと勘違いしてるビギナーの人いるよね(;・∀・)
これはれっきとしたミスなんです。
なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。
ミスキューの原因
ミスキューの原因はいくつかありますし、複合要因であることが多いので一概には言えないのですが、私が考えられる範囲で列挙いたします。
- タップ表面がツルツルになっている
- チョークを塗っていない
- 手球を撞き下ろすように撞いている
- ブリッジがおろそかになっている
中級者にもなれば、チョークを塗っていないとか、タップ表面がツルツルになっているということは少ないと思いますが、一応書いておきました。
中級者で押し球引き球を多用するようになってきた方は、撞き方のところでミスキューになっていることが多いように思います。
それでは、それぞれの対処法をご紹介します。
ミスキューの対処法① タップのRを整える、表面を荒らす
特に積層タップを使用している方は、積層間の接着部分で撞いている可能性があります。
積層タップの場合、上から見たら縞々模様になっていますよね?
この縞模様が革と接着剤の層なのですが、その接着部分の層はグリップが落ちます。
(タップメーカーもここをいかにグリップさせるか日夜研究を重ねているわけですが)
積層タップの弊害ですね(;・∀・)
なので、タップシェーパーなどで削ってあげて、層の部分を移動させてあげれば、同じ撞点でグリップが戻る可能性があります。
また、タップ表面を毛羽立たせることもグリップ力アップにつながります。
例えば、棒やすりなどをタップR面に強く押しつけることで、表面を荒らすことができます。
(トントンたたいてもいいですが、タップへの狙いを外した時にやすりで先角を傷つけてしまうことがあるので注意しましょう。私は何度かやりました笑)
場合によっては、タップが寿命を迎えているときもあるので、改善しないときはタップ交換してみるのもありですよ。
ミスキューの対処法② こまめにチョークを塗る
これまでの記事でも、チョークはこまめに塗ったほうがいいと説明してきました。
この、チョークに含まれる研磨剤が大きな役割を果たしています。
特に一度ミスキューすると、その摩擦と熱でタップの一部分だけスポット的にタップ目が潰れてツルツルになります。
それを、チョークを付けないまま使うと、同じ場所が接触したときに再度ミスキューするという悪循環になってしまいます。
なので、こまめにチョークを塗ることが重要でしょう。
こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
ミスキューの対処法③ 撞き方を変える
もしあなたが引き球をするとき、手球に対してキューを撞き下ろすような引き球をしていたら、それがミスキューの原因かもしれません。(こういう撞き方で引き球を効かせる方法もあります)
キューを立てた状態で引き球をしようと、下の撞点を撞いた場合、キューが手球とテーブルの間に入り込んでミスキューになる可能性があります。
そこで、キューをなるべく水平にしたほうが、ミスキューは起きにくいです。
なぜかというと、同じ撞点を撞く場合、水平の方がタップと手球の接触面積が広いからです。
ただし、キューはなるべくテーブル面に水平にするのが望ましいのですが、厳密に水平にすることは不可能です。
これらの理由により、キューはテーブルと完全に水平にはなりません。
ポイントとしては、ブリッジと手球の距離が近ければ近いほどキューが立ってしまうので、近くなりすぎないように、適切な距離を保つことが重要です。
ミスキューの対処法④ ブリッジをしっかり組む
意外とあるのが、イレに気が行ってしまい知らず知らずにブリッジが緩むことがあります。
ブリッジが緩むと撞点もぶれるので、思ったより下を撞いてしまうとミスキューになります。
こればっかりは、自分で気を付けるしかないですね。
球を撞く直前って、意外といろんなところに意識が行っていることがあります。
私の場合、球を撞く直前に何を考えているかというと、
・狙っているポケットへのイレ
・力加減
・(ひねる場合)トビ量
・真っ直ぐキューを出せているか(ストロークの精度)
・体がぶれていないか
・ブリッジが緩んでいないか
などなど、ちょっと色々考えすぎですね(笑
とりあえず、引き球の時にミスキューが多い方はブリッジを気にしてみてください。
まとめ
ミスキューはさまざまな複合要因で発生します。
これらの対策を忘れなければ、ミスキューを減らすことができるでしょう。
それでは、楽しいビリヤードライフを~。\(^o^)/
おまけ ~今日のビリヤードあるある~
案外、気合を入れて引こうとしているときはミスキューしにくい。
ちゃんと撞点を確認して、どのくらい回転を乗せるかイメージしてるから。
それより、ちょっと引くだけでいいとか、イレが容易で気が抜けた瞬間にミスキューする。
ミスキューした時、たいてい「えっ!?」ってなるのは集中できていないから。
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