こんにちは、じんぼーです。\(^o^)/
安いキューに高性能なシャフトを着けると、キューの性能が上がるのか気になりませんか!?
コスパで言えば、高級グレードのキューを買うより安上がりですし、それで性能が上がれば万々歳ですよね。
今回はタイトルにある通り、Mezzの入門モデルであるSAに高級シャフトであるEX-Proを着けて検証しました!
シャフトのほうが本体より値段が高いやん!(*‘∀‘)
でも、どうしても欲しかったんです(;´Д`)
以前EXCEEDを使っていた時に、EX-Proを着けていたんですが、その時の感触が忘れられないんです!(/ω\)
というわけで、購入することにしました。
そして、使ってみた結論としては・・・
最高でした!(´▽`)
やっぱりEX-Proは裏切らなかった。
それでは、EX-Proがどう良かったのか、細かく解説したいと思います。
Mezz SAシリーズとは
SAシリーズは1999年頃に入門用のキューとしてデビューしました。
価格も非常にリーズナブルで、私が買った2004年頃は3万円~3万5千円くらいで買えましたね。
SAシリーズは、リーズナブルな金額のわりに高い完成度のキューと言える仕上がりです。
なぜこんなに安いのかというと、大量生産品であるということと、それほど豪華な装飾品(石や貝など)を使っていないからでしょう。
重さのバランスも良く、素振りしても全く違和感がありません。
若干柔らかさを感じる時はありますが、ハードショットしたときくらいなので、普通のキュースピードでは全く気になりません。
今現在では、中古でしか手に入らないですが、過去何度もリニューアルしたり、限定でニューモデルが発売しているので、今後も期待できるんじゃないでしょうか。
初めてのマイキューにはぴったりのシリーズだよね(*’▽’)
SAシリーズのもう一つの特徴としては、そのジョイントです。
名前のままですが、通称「SAジョイント」というもので、「5/16 14山」という規格のネジになります。
今はもうMezzはこのジョイントを使っていません。
ですが、実は現行のユナイテッドジョイント(UJ)と互換性があります。
ネジピッチが同じなんですね。
ですから、今SAを手に入れてもシャフトが選べないってことはないです。
ユナイテッドジョイント(UJ)は今でも生産していますからね。
機会があれば、是非手に取ってみてはどうでしょう。
EX-Proシャフトとは
EX-Proシャフトは、2014年にEXCEED専用として開発されたハイテクシャフトです。
それまでフラッグシップモデルだったハイブリッドプロ2やハイブリッドアルファより更に進化したシャフトということで非常に話題になりました。
詳しい構造や性能は私が説明するより公式HPを見ていただいたほうがいいと思いますので、ここでは私の主観を述べたいと思います。
私はEXCEEDを使っていた当時、ハイブリッドプロ2が合わなくてハイブリッドアルファを着けていました。
そして、EX-Proを初めて使ったときの感動は今でも忘れられないくらい衝撃的でした。
正直、EXCEEDを初めて使ったときより感動したと思います(笑)
まず、もっとも印象的だったのはトビの少なさです。
限界ひねりはもちろんトビが出ますが、タップ1個分くらいのひねりなら、ほとんどトビが出ないと言ってもいいくらいトビません。
そして、トビが出ないのに回転はバッチリ乗るし、押し引きも楽になりました。
回転が乗るということは、そんなに横撞点を撞かなくてもひねれるということで、それほど撞点を横にずらさなくてもいいということは、ほとんど見越しを取らなくてもいいということです。
見越しが少なくていいということは、ひねりの時のシュート率がそれほど下がらないということです。
このアドバンテージは非常に高いです。(特に、あまりひねりを使わない中級者にとっては)
シャフト自体は結構しっかりした感触で、ハイブリッドアルファに比べて芯が通っている印象。
インパクトの反発がしっかり手球に伝わり、シャフト先が逃げない感じです。(あくまで感覚で、実際はしなっていると思います)
結構パワーがあるシャフトだと思いました。
シャフト自体に反発があるため、それほど力んだショットをしなくても手球が走ってくれます。
力まなくてもいいというのも非常に効果的で、シュート率が下がらなくて済みます。
反発力、トビの少なさ、切れの良さ、重量バランスの良さなどなど、総合的に見ても非常にレベルが高いシャフトです。
シャフトやタップに関しては、結構感覚的なところが大きいので、人によって感じ方が違うと思いますが私は最高に使いやすいシャフトだと思います。
こういう場合、普通はデメリットも合わせて述べるものなのですが、値段が高いくらいでプレイ面でのデメリットは全く思いつきません。
マジで最高です。
SAとEX-Proの組み合わせた結果は
正直、SAのバットが柔らかいことでEX-Proに負けてしまうんじゃないかという心配がありました。
しかし、結果的には大正解でした!(∩´∀`)∩
いろいろ視点別に感想を書いていきたいと思います。
・打感
やはりカッチリした感覚になりました。
シャフトに芯が通っている感覚はエクシードに着けていた時と変わりません。
強めのショットをするときは、インパクトの瞬間右手を握ってしまいがちなのですが、意識的に脱力してもしっかりパワーが伝わります。
むしろ、そういう撞き方のほうが、撞点が安定してシュート率が上がります。
タップは標準で斬PLUS2 Mが着いていますが、右手に手球を掴む感覚が伝わりやすいです。
・押し球
私は押し球が苦手なのですが、しっかり押し回転がかかります。
何より、撞いた瞬間手球が暴れにくいので、的球に当たったときに厚みが変わりにくい印象です。
通常、強い押し球をすると手球がわずかにジャンプするため、的球に当たったとき厚みが薄くなりやすいです。
しかし、このシャフトだと手球のジャンプが少ないため、狙った厚みでシュートすることができます。
・引き球
引き球ももちろん非常にやりやすくなりました。
このシャフトの場合、引き球の撞き方はしっかりキューを突っ込むというより、キュー先でチョコンと引っかけるような短いキュー出しのほうが合うような感じです。
それだけで結構引けるので、力加減が慣れないうちは引きすぎてしまうことが多いかもしれません。
贅沢な悩みですね~。
それと、キューは水平より少し立て気味のほうがタイミングが合いやすいですね。
もちろんロングドローなども回転が乗りやすいので楽になります。
・ひねり
冒頭述べたように、ひねりの際のトビは非常に少ないです。
ひねりの見越し方については、「ワイパーずらし」や「平行ずらし」などがありますが、このシャフトに関しては「平行ずらし」が合いますね。
弱めのひねりショットの際は、トビが出ない代わりにカーブが出てくるので、逆見越しなんて変なことを考えなくてはならないほどです。
中心寄りの撞点でもしっかり回転が乗るので、カーブが出にくい中くらいの力加減でスパスパ撞いていったほうが、このシャフトには合いそうですね。
・重量バランス
今回のシャフトは、事前に在庫のEX-Proの重量を測ってもらって、今使っているハイブリッドアルファに近い重さのものをチョイス。
重さは119.8gでした。
本来、キューのバランスを調整するときは、キュー尻に入っているウエイトボルトで調整しますが、私のキューに元々入っているボルトが7gで、最も軽いボルトなのです。
つまり、軽いシャフトの場合に後ろ重心になってしまっても、7gのボルトを抜くしか調整代がないので、ちょっと重めのシャフトのほうが、ボルトを重くすることで調整代があるので、この重さのシャフトにしました。
ウエイトボルトの重さ調整は、今後使っていきながらしっくりくる重さを見極めたいと思います。
ウエイトボルトを買っておけば自分に合ったバランスに調整できますね。
【メール便可】Mezz用 ウェイトボルト 各種重量バランスはプレイする上で非常に重要なので、必要経費ですね。
ちなみに、ウエイトボルトの交換の仕方は、
キュー尻のゴムを手で回して取ります。
ゴムネジになっているので、回せば取れます。(エクシードとかの場合は、六角レンチを入れる穴がありますね)
内部にボルトの頭が見えます。
6mmの六角レンチで回して取ります。
まとめ
今回は、「安いキューに高性能なシャフトを着けると、キューの性能が上がるのか?」ということで、レビューをしてみました。
結果的には大正解でした(≧▽≦)
- 打感が良くなった
- 押し・引き・ひねりの回転が良く乗るようになった
- ひねりの時にトビが少なくなった
- 重量バランスもちょうどいい
EX-Proの購入を検討している方は、思い切って買っちゃってはどうでしょう(*´Д`)
シャフトの性能としては最高ですよ!
もちろんノーマルシャフトのほうが好みという方もいますので、それはプレイヤー個人のお好みでということになりますが、ハイテクシャフトが欲しいと思っている方にはおすすめです(*’▽’)
それでは、楽しいビリヤードライフを~。\(^o^)/
おまけ ~今日のビリヤードあるある~
安いキューに、いいハイテクシャフトをつける。
それだけでキューの性能は爆上がりする。
これで数年以上は十分使っていける。
それはわかっている。
でも、やっぱり高いキューはデザインがかっこいいから欲しくなっちゃうのよ!;つД`)
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