ノーラップのキューに後付けラバーグリップを巻いたらショットが変わった話 | じんぼーブログ 

ノーラップのキューに後付けラバーグリップを巻いたらショットが変わった話

ビリヤード道具

こんにちは、じんぼーです。\(^o^)/

以前、グリップの紹介記事を書いた際に少し触れた内容なのですが、私はノーラップのブレイクキューを使うと、

親指の付け根が痛くなってしまうのです(ノД`)・゜・。

本当は、プレイキューと同じようにトカゲ革を巻きたいところなのですが、いかんせん先立つものが・・・。

とはいえ、ブレイクするたびに指が痛くなるのはいかんともしがたいので、ラバーグリップを巻くことにしました。

それをいざ使ってみると、

じんぼー
じんぼー

意外といいかも!(≧▽≦)

と思ったので、どんな感じかお伝えしたいと思います。

ノーラップの欠点とラバーグリップの効果

私は、ブレイクキューに「Mezz パワーブレイク魁 ノーラップ」を使っています。

今回は、このキューにラバーグリップを巻いてみたので、その効果をお話ししたいと思います。

ノーラップの手汗で滑ることを防げる

ノーラップのキューはバットが上から下までニスでコーティングされているので、全体がツルツルしています。

手汗をかきやすい人や、夏場などは滑ってしまうことがあるでしょう。

それを、ラバーグリップを巻くことで、防ぐことができます。

ラバーグリップは非常にグリップ力があるため、多少手汗をかいても全く滑りません。

ラバーグリップを巻くことでグリップ位置が安定する

何度でも書きますが、ノーラップのキューはバットが上から下までニスで(中略)

ですので、いざ構えた時に、グリップのどのあたりを握っているか分からない時があります。

じんぼー
じんぼー

長年ビリヤードをやっていてフォームもある程度固まっているのにそんなことあるの?

事実、私もこのキューを使い始めた時に、知らぬ間に後ろのほうを握っていた時がありました。

それに気づいたのは、このブログを立ち上げて「ブレイクショット」の記事を書くために自分の写真を撮ったときです。

私はこれまで糸巻や革巻きばかり使ってきたので、ノーラップは初めてでした。

グリップする位置が変わるとこんなに感覚が変わるんだなと初めて感じたのです。

やはり、グリップの位置を意識するためには、何かしらの目印は必要なんだなと思います。

そのために、ノーラップのキューにはゴムグリップを巻くのは有効な手段だと思いますね。

ラバーグリップを巻くことで手が痛くならない

何度でも書きますが、ノーラップのキューはバットが上から下までニスで(中略)

じんぼー
じんぼー

もうええて(;´Д`)

ですので、とにかく硬いんです。

特に私の場合は、ブレイクキューがノーラップなので、強烈なショットを撞く際にどうしても右手は握り込みます。

その時に、親指の付け根の骨が当たって痛いんですよね。

今回ラバーグリップを巻こうと思った最大の理由がこれです。

2時間3時間とプレイしてるとどんどん手が痛くなってきて集中できなくなってくるんです。

その点、ゴムグリップを巻いたら、ゴムのクッション性のおかげで全く痛くなくなりました。

更には、ゴムのグリップ力が高いため、握り込み自体を緩くすることができたのもその効果ですね。

緩く握っていても、手に吸い付いてくれるので、ブレイクの時にキューがすっぽ抜ける心配がありません。

更にさらに、握り込まなくていいので力みが無くなり、脱力してストロークできるおかげで撞点が安定します。

この効果ってすごく大きいですよね。

ブレイクショットって、強く撞こうとしてどうしても力んでしまい、手球が安定しにくいんですけど、脱力できることでこれも解消することができます。

ちょっと話が逸れてしまいましたが、結果的には手が痛くならなくて最高です(≧▽≦)

ブレイクの時グリップ感が増してパワーが上がる(気がする)

グリップ感が増すことで、ブレイクショットにパワーが増した気がします。

その効果は、推測なのですが、

ブレイクのパワーが増す理由
  • ラバーグリップのグリップ力が高いため、程よく脱力できる
  • 脱力できると、手首のスナップを使うことができる
  • 手首のスナップを使うことで、ブレイクショットにパワーが乗る

ということだと思います。

なので、ゴムグリップ単体の効果というよりは、グリップに合わせて撞き方を変えることができるので、結果的にパワーが乗るというお話です。

後付けラバーグリップの欠点

上記ではメリットを紹介しましたが、もちろんデメリットも紹介しますよ。

後付け感丸出しでちょっとダサい

一番のデメリットは、後付け感丸出しでちょっとダサいことだと思います。

後付けなので、ラバーグリップの部分は段差になりますし、ゴムなので使っているうちに縁の部分がヨレてきます。

この見た目がとにかくダサいんですよね。

私は、「お金をためてトカゲ革を巻くまでのつなぎ」だと思って我慢しています。

これが気にならないという方は、ラバーグリップのほうが遥かに安上がりなのでいいと思いますよ。

キューケースに入れるとキツイ

後付けラバーグリップは、どうしてもゴムの厚み分キューが一回り太くなります。

そしてゴムのグリップ力があるため、キューケースに入れる時や出す時にキツイです。

なので、私の場合、キューケースに入れるときは最初に、キューケースから出すときは最後にしています。

更に、キューはジョイント側が細いため、ジョイント側が下になるようにしてキューをクルクル回しながら入れるとすんなり入ってくれます。

ラバーグリップの巻き方

ラバーグリップの巻き方は結構簡単で、誰でもできると思います。

①まずは、シャフトとバットを組み立てて、シャフト側からラバーグリップを上から入れます。

②ラバーグリップの上側から下に向かってクルクルと巻いていきます。

③完全に巻き上がってもペチンペチン言わせながらどんどん下に移動させます。

④バットスリーブあたりまで来たら、上に向かって伸ばしていきます。

⑤最後にシワを整えて。

⑥完成です。

●おすすめのラバーグリップ

・プレイキュー用

V6シリーズは表面にミクロン単位の凹凸を施し、ショートストロークでの細かいボールタッチをサポート。
繊細なタッチによる切れやヒネリも失わないフィット感を実現。キュー本来の重さを伝えるストロークでタップの音まで聞こえます。
湿気の多い場所や季節、手汗の多い方、普段手の中でキューを滑らせたり投げ込むタイプのプレイヤーに最適です。光の加減で黒の中に凹凸が浮き上がるのが美しい。

引用元:ニューアート様 https://www.newart.co.jp/7703.html

・ブレイクキュー用

V1シリーズはブレイクショットグリップと言われるようにブレイクキューに最適です。
表面に小じわがあり、掌に吸付くようなフィット感を与え、低反発弾性の素材がブレイクの際の強い握りこみも柔軟に受け止めフィット感を失わないため、ブレイクショット自体のコンセントレーションを高めてくれます。

引用元:ニューアート様 https://www.newart.co.jp/7703.html

まとめ

今回はノーラップのブレイクキューにラバーグリップを巻いたらどうなるか解説しました。

ノーラップの欠点とラバーグリップの効果
  • ノーラップの手汗で滑ることを防げる
  • ラバーグリップを巻くことでグリップ位置が安定する
  • ラバーグリップを巻くことで手が痛くならない
  • ブレイクの時グリップ感が増してパワーが上がる(気がする)
後付けラバーグリップの欠点
  • 後付け感丸出しでちょっとダサい
  • キューケースに入れるとキツイ

結果的には、解消したかった手の痛みもなくなり、副次効果としてブレイクパワーが上がりました。

見た目を気にしなければ結果上々ですね(≧▽≦)

ノーラップに限らず、糸巻のキューも結構滑りますので、ブレイクキューにラバーグリップを巻くのはありだと思いますよ(´▽`)

私と同じ悩みを抱えている方は是非検討してみてはいかがでしょうか。

それでは、楽しいビリヤードライフを~。\(^o^)/

おまけ ~今日のビリヤードあるある~

球屋(専門のビリヤード場)には「置きキュー」と言って、常連さん達がマイキューをお店に置きっぱなしにするという習慣?がある。

それにより、お店のキューラックには様々なキューが並ぶのだが、それを見てると必ず1本はあるのが、

”テニスグリップを巻いてあるキュー”

・・・競技違いますから!(;・∀・)

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