こんにちは、じんぼーです。\(^o^)/
さて、初心者の皆さんは撞点(どうてん)と言われてもあまりピンとこないと思いますが、要は、手球のどこを撞くかということです。
中級者~上級者はこの撞点を巧みに使い分けることで、手球を自在に操ります。
上級者クラスになると、的球をポケットするのはほぼ当たり前で、手球をいかにコントロールして、次の的球を入れやすい位置にポジションできるかの勝負になってきます。
ポケットするのはほぼ当たり前とかすごいですね~。(´゚д゚`)
まだまだ想像できない世界だと思いますが、今は、そういうものだと聞いているだけでいいです。
では、初心者の内はどのようにして撞点を使い分ければいいのでしょうか。
今回はそれを解説したいと思います。
まずは押し球・引き球
初心者の方は、まずひねりなどは覚えず、押し球・引き球を覚えましょう。
これは教える人それぞれで考え方は違います。
中には、はじめからひねりを教えたほうが、選択肢が増えるというコーチもいるようです。
これに関しては、個人の考え方があるので否定はしませんが、私はひねりは後からでもいいと思っています。
なぜかというと、ひねりを覚えようとすると、トビやスロー、カーブなど複合的に考える必要があるからです。
初心者からこれを教えても、受け手がパンクしてしまいます。
話は逸れましたが、なにはともあれ、押し球と引き球、力加減で結構カバーできます。
ブレイク後の配置がよければ、マスワリも十分可能です。
押し球・引き球の効果
まず、押し球・引き球は練習記事「ビリヤード初心者 基礎練習はこれをやっとくといいよ!」でも書きましたが、前回転、後回転をかけることです。
しかし、今回は、手球が的球を追いかけていくとか、バックしてくるとかそういう話ではありません。
押し球・引き球は「フリがある的球に当たった後の分離角度を変えることができる」という効果があります。
どういうことでしょうか。図を見てみましょう。
いかがでしょうか、手球の回転によって的球に当たった後の軌道が違いますよね。
無回転では分離角は90°ですが、押し球の時は狭く、引き球の時は広く分離します。
これが、押し球・引き球の効果です。
つまり、これらの回転を使い分け、かつ力加減で調整できれば、たいていの手球コントロールはできます。
しかし、押し球・引き球にも【厚みの限界】があります。
狙っている的球のポケットとの角度が薄い場合には、いくら押し球・引き球をしてもその効果は薄れます。
なので、こういった厳しい配置にならないように、ネクストを考えて手球をコントロールしましょう。
押し球・引き球でのバンク
押し球や引き球をした際にバンク(クッション)に入ると、反射角が変化します。
通常、無回転でクッションすると、入射角に対してほぼ同じ角度で反射します。
(厳密には強さや角度によって変わります)
しかし、ここに押し回転、引き回転が加わると、反射角が変化します。
押し回転がかかっていると鋭角に、引き回転がかかっていると鈍角に反射します。
ただ、これも厳密には、そもそもの入射角や強さによって違うので一概には言えません。
あくまで参考レベルで理解してください。
下図もイメージですので、実際の球の動きとは違いますが。
まとめ
- 初心者~中級者はまず押し球・引き球に集中すべし
- バンク(クッション)する際も、回転の影響は出る
いかがでしたでしょうか。
撞点というのは結構深いテーマなのですが、今回は初心者向けということで、結構さらっとしてしまいました。
今後はひねりについても解説しますので、レベルが上がってきたら当ブログを覗いてみてくださいね。
それでは、楽しいビリヤードライフを~。\(^o^)/
おまけ ~今日のビリヤードあるある~
押し球はなんとなくできるが、引き球がなかなかうまくできないので、
上手な店員さんに聞いてみる。
「あんまり限界撞点じゃなくていいんだよ。気持ち上の撞点に当ててから手球の下にキュー先を逃がすイメージがいいよ。ブリッジは少しだけ遠めでキューが立たないようにね。」
上手な常連さんに聞いてみる。
「ブリッジは気持ち近めで、キューの角度を少し立てるんだよ。タップを手球に食い込ませるイメージで回転かけるのさ」
・・・みんな言うこと違うのでどうしたらいいか結局わからない・・・(;’∀’)
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