ビリヤード B級への壁?出しの基本パターンとコツを解説 | じんぼーブログ 

ビリヤード B級への壁?出しの基本パターンとコツを解説

ビリヤードテクニック

こんにちは、じんぼーです。\(^o^)/

じんぼー
じんぼー

ポジションって難しいですよね~。(´゚д゚`)

皆さんはポジションプレイについて、すでに色々考えてプレイしている方も多いでしょう。

私も中級者の端くれとして、一端にポジションを意識して撞いているわけですが、やはり難しいですね。

そこまで手球をしっかりコントロールできないし、力加減もイマイチ。

上級者を見れば見るほど、己の未熟さを痛感します。

ポジションの技術はビリヤードが上達していく中でぶち当たる一つの大きな壁ではないでしょうか。

壁というか、無限に生まれ続ける課題みたいな?ページが増え続ける問題集みたいな?

ポジションプレイはそんな沼のようなものですが、これがビリヤードの醍醐味だとも私は思います。

今回は、ポジション(いわゆる「出し」や「ネクスト」というやつ)についてお話ししたいと思います。

最近ポジションを意識し始めたんだって人も、すでにポジション意識してるんだって人も、この記事が参考になればと思います。

シュート力だけでは戦えない

ボールを構える人の写真

ビリヤードを始めたころは、的球をポケットできるのが楽しくて、ひたすらシュート練習をしていた記憶があります。

しかし、シュート力をいくら上げても、難しい配置は回ってきます。

そうするとポケット出来ずに、相手に順番を回してしまう。それが悔しくて、難しい配置のシュート練習を更に重ねる。

という時代が私にもありました。笑

それでは結局ダメなんですよね。

それに、どんな上級者でも、難しい配置は難しいのです。そういう球こそ、上級者はセーフティして自分はリスクを負わず相手のミスを誘うのです。

つまり、中級者も上級者も、シュート力はそれほど大きく変わらない。

その違いは、ポジション力であるということ。

上級者は難しい配置にしません。簡単にポケットできる位置に、常に手球を運びます。

これがポジションプレー。上級者である所以です。

ポジションこそビリヤードの醍醐味(人の試合を見るとき)

上級者やプロの試合映像をYoutubeなどで見た時、初心者と中級者、上級者で反応が違います。

初心者
初心者

めっちゃ簡単そうにポケット入れてる!プロってやっぱりすごいなー。
あっ、外した。プロでも外すときあるんだな~。

(ポケットするかしないかしか見ていない)

中級者
中級者

今の引き球やばくね!そのひねりもめっちゃ切れてるやん!

(手球コントロールや回転の技術しか見ていない)

中級者~上級者
中級者~上級者

おおっ、そのライン通すか~。次は、こっちに回すのかな?それとも優しく引くのかな?

(ポジションのラインや出し方を見ている)

ビリヤードのレベルによって何を考えながら撞いているかが分かります。

つまり、ポジションを意識している人は、上級者の試合を見ながら、「自分ならこういう回転をかけて、こことここにクッションさせて、このあたりに止めるかな」と自分なりの予想をして答え合わせしているのです。

それにより、ビリヤードの試合の見方が変わり、自分のプレイにも非常に良い参考になります。

ラインを意識したポジションプレー(これほんと大事)

ポジションプレーの具体例については、私よりはるかに上手な人が分かりやすく解説してくれているブログがたくさんあるので、ここではそういったことは書きません。

ただ、一つ意識してほしいのは、「ラインで出す」ということです。

どういうことかというと、この図を見てください。

ライン出しとクロスラインの絵

このような配置の時に、次に狙う的球のポジションしたい場所に対してどのように手球を運んでいくかということです。

オレンジの的球は右上のポケットに入れたいので、右下のあたりに手球を置きたいのですが、赤の手球の運び方では、オレンジの的球のラインにクロスしていますよね。

ラインがクロスしているということは、力加減が強い弱いで、行き過ぎてしまったり、届かなかったりします。

しかし、青の手球の運び方では、力加減が多少過不足があっても、ラインに乗っているのでオレンジの的球への角度はそれほど変わりません。

つまり、次の的球を入れたいポケットと結んだライン上に手球を運ぶことができれば、力加減によるミスは減らせるということです。

いつもラインで出すことは難しいですし、そううまく配置は回ってきませんが、常にライン出しを意識しているだけでも、出しの成功率は変わってきます。

ポジションはまっすぐ過ぎても良くない

次の的球に対して、フリ(角度)はつけるほうがいいです。

つまり、ポケットに対して手球を真っ直ぐにしないということです。

これはどういうことかというと、フリを付けずに真っ直ぐに配置してしまうと、引きしか選択肢が無くなってしまうからです。

真っ直ぐとフリがある配置の絵

この図では、青の矢印の出し方をしてしまうと、オレンジの的球に対して真っ直ぐ過ぎて、引くことしかできず緑の的球へのアプローチが厳しくなってしまいました。

なので、押し球に少し左ひねりの成分を入れてあげることで、クッション後のラインを少し開かせてあげると、紫の矢印の出し方になるので、オレンジの球に対してフリ(角度)ができました。

これなら押しても引いても、緑の的球へアプローチができます。

難しすぎないくらいに角度を付けることで、次の次の球へのアプローチラインの選択肢が増えます。

なので、ポジションするときは、真っ直ぐにだけはならないようにしたほうがいいです。

(9ボールの時の9番のようにゲームボールは真っ直ぐのほうがいいですけどね)

まとめ

ポジションプレイまとめ
  • シュート練習だけでは、上達は止まってしまう。上に行くためにポジション練習をしよう。
  • 上級者のプレイを参考に、出し方のパターンを学習しよう。
  • ライン出しを意識しよう
  • 的球に対してはフリを付けよう

いかがでしたでしょうか。

ポジションプレイも奥が深いです。

しかし、ある程度パターン的なものもありますし、いろいろな配置で撞いて練習しましょう。

それでは、楽しいビリヤードライフを~。\(^o^)/

おまけ ~今日のビリヤードあるある~

ひねりや押し引きなど考えず、すべてストップショットでポケット出来るのが、最高のポジションプレイ

って、チーフから教わった。

そんな好配置なかなかないけどね

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