こんにちは、じんぼーです。\(^o^)/
ビリヤードに行くと、テーブルや、貸してもらうボールラックの中に必ずチョークがありますよね。
今回は、チョークを塗る理由や、塗り方が分からないよ~って人、そもそもチョークに塗り方があったの?って人に向けて解説していきたいと思います。
チョークを塗る所作が慣れているだけで、おっ、かっこいいかもって思われますよ!笑
チョークを塗る理由
チョークをタップに塗る理由は、ずばり「滑り止め」です。
ではなぜ滑り止めが必要なのでしょうか。
それは、タップの役割を考えれば分かります。
・撞く瞬間の衝撃を吸収し、先角を守る
・手球の中心以外を撞いた際に、手球表面とグリップして手球を回転させる
・手球を撞いた瞬間、衝撃で変形するが、元に戻る力(反発力)で手球を押し出す
このように、タップは手球に対してあらゆる力を伝えています。
なので、回転をかける際に滑ってはいけないのです。
そのために、チョークをタップに塗るわけですね。
できてる人のチョークの塗り方
皆さん、ビリヤード場のチョークがすり鉢のように凹んでいるのを見たことがあると思います。
私の知り合いで、あれが普通なんだと思っていた人がいました。
この減り方をするのは、正しくチョークを塗れていないからです。
では、正しい塗り方を説明します。
まず、利き手の親指と中指でチョークの両側を挟み、人差し指でチョークの底を支えます。
薬指と小指でキューのシャフト部を握り、チョークをタップの中心から外に払うように塗ります。
そうすると、このように中心から外に向かってチョークが付着します。
キューを持っている左手で、キューを回転させながら、タップに対して放射状にチョークを塗っていきます。
そうすると、このようになります。
この時、特に大事なのはタップのフチにしっかりチョークを塗ることです。
写真だと左下のあたりが塗れていないですね(;’∀’)
タップの真ん中はそれほど重要ではありません。中心撞きの時はタップは滑らないからです。
回転をかけるときに滑っては困るので、タップのフチに塗ることが重要ということになります。
この塗り方をするとチョークはどうなるかというと、
このように、X字に減っていきます。
こういう風にチョークが減るように塗り方を練習しておきましょう。(ちょっと意識するだけでだんだんできるようになります)
チョークのタイプ
チョークにはざっくりと3つのパラメーターがあります。
- ねっとり系orサラサラ系(粘度が高いか低いか)
- 持ちの良し悪し(タップに付着したチョークが落ちやすい落ちにくい)
- ノリの良さ(タップに付きやすいか付きにくいか)
これらをまとめると、大体2系統ですね。
- ねっとりしててノリはいいが落ちやすい
- サラサラしててノリがあまり良くないけど落ちにくい
※チョークの種類もたくさんありますし、日々メーカーの努力でより良いものが次々と発売されているので、この限りではありません。
ねっとり系チョーク
カムイチョーク
ねっとり系の代表格。非常に高いグリップ力を誇りますが、その反面落ちやすく、手球やテーブルが汚れます。
お店によっては、このチョークの使用を禁止しているとろこもあるほどです。
相手にとっても、チョークカスが手球に付着するのを嫌う人もいますので(スキッドが出るため)、使用の際には注意してください。
※↓友人のカムイチョーク
G2チョーク
これもねっとり系です。
私は1度しか使ったことがありませんが、グリップ力が高いのがよく伝わります。
しかし、タップと手球の間に膜が張ったようなわずかな違和感を覚え、あまりなじみませんでした。
高いグリップ力を求める人にはいいかも。
サラサラ系チョーク
トライアングル、マスターチョーク、シルバーカップ
これらは、ハウスチョークとしてよくお店に置いてありますね。
けっこうサラサラしてて、塗り心地は軽快です。私は嫌いじゃありません。
チョークの塗り方で写真に写っているのは、トライアングルですね。
そして、一個一個がとても安いです。百円ちょっとで買えます。
タップによっては相性が悪いせいかノリがイマイチなときがあります。
おすすめのチョーク
完全に私の個人的な好みになりますが、是非おすすめしたいチョークがあります。
コスモ
昔は普通にハウスチョークとして使われていたこともありますが、しばらく前に廃盤となってしまい、現在は購入難です。
そんなチョークですが、私はどうしてもこのチョークを推したい!
単純に昔から馴染んだ感触であるということを除いても、サラサラ系で塗り心地がいいのにノリもいい。
グリップも申し分なく、撞いた時もタップにフィットします。
例にもれず、斬タップなどの積層が好きな私としては、その相性はかなりいいと思っています。
思い出補正もあって、だいぶ美化されている気がしますけど・・・。
チョーク1個買えば、かなり長い期間使えるので、この機会にぜひ購入して試してみてください!
今のうちじゃないと、この先どんどん手に入らなくなってしまうので、まだ買えるうちに買っておきたい一品です!
ちなみに、私は使用中のを含めて3個持ってます。これでしばらく使えるでしょう。
その間に、コスモに匹敵するようなチョークを頑張って探そうと思います。
パンシャオチンプロ pxチョーク
友人がこのチョークを使っていたので、使わせてもらったところ非常に驚きました。
それは、塗り心地があまりに滑らかだったからです。
塗った時に、ザラザラとした粒子感が全くないのに、ねっとり系のようなぬめり感もなくサラサラしています。
友人のキューを使わせてもらった際にこのチョークを塗っていたので、グリップ力がどうかとかは何とも判断できませんでしたが、限界引き球をした際も特にミスキューすることはありませんでした。
非常に印象に残る塗り心地だったので、今回紹介しました。
気になる方がいれば、是非購入してみてはどうでしょうか。
まとめ
- チョークの役割は滑り止め
- チョークはぐりぐり回転させずに、外に払うように塗る
- チョークはねっとり系とさらさら系に分かれるよ。どっちがいいかは好みだよ
- おすすめのチョークはコスモだよ!←これ強調
それでは、楽しいビリヤードライフを~。\(^o^)/
おまけ ~今日のビリヤードあるある~
ポケットビリヤードの人は、キューを持ったままチョークを塗って、チョークはテーブルのレールに置く。
スヌーカーの人は、キュー尻を床に置いてキューを立ててチョークを塗って、チョークはズボンのポケットの中に・・・。
ポケットの中、チョークの粉だらけにならんの?
コメント