こんにちは、じんぼーです。\(^o^)/
皆さんブレイクの時って、どこから撞いていますか?
ヘッドスポットからブレイクしていませんか?
実はこれ、ブレイクでポケットできる可能性を下げているんです。
では、ブレイクでポケットできる可能性を高めるにはどうすればいいのでしょうか。
ずばり、ナインボールではサイドブレイク一択!です。
今回は、ナインボールでのブレイクを中心に紹介していきたいと思います。
ナインボールの場合、ヘッドスポットからのブレイクはダメ!?
ナインボールのラックは菱形に組みます。
先頭が1番で、真ん中に9番。他の球はどこでもいいっていうのがよくある組み方です。
(ローカルルールで2番をお尻にするってお店もあります)
何も知らなければ、キレイに菱形に組まれているので真ん中から撞きたくなる心境もわかります。
しかし、ヘッドスポットからブレイクした場合の的球はポケットしにくいです。
最近ではラックシートが普及したおかげで、隙間なくボールを組むことができるようになりました。
なので、ヘッドスポットからキレイに1番の真ん中に当たると、図のような規則的な割れ方をします。
そして、見てみてください。どの球もポケットに向かおうとしてないですよね。
ブレイクに規則性ってあったんだ(;・∀・)
多少の不確定要素があったとしても、ポケットしづらそうなのはわかると思います。
つまり、ヘッドスポットからブレイクするということは、相手への順番をあえて譲っているのと同じなのです。
ナインボールのブレイクの定番はサイドブレイク
さて、それではどこからブレイクすればいいのかというと、ずばり、ヘッドラインの長クッション側から斜めにブレイクです。
これをサイドブレイクといいます。
サイドブレイクがなぜいいのかというと、この図を見てください。
お判りでしょうか。
ブレイクする側のウイングボールがコーナーポケットに向かっていますよね。
そうです、サイドブレイクすると、ラックがキレイに組まれていれば、ウイングボールが高い確率でコーナーポケットに入るのです。
もちろん不確定要素はあります。
手球が1番に少しずれて当たってしまったり、ラックシートを使っているとはいえ、少し隙間が空いていたりなど。
とはいえ、それなりに高い確率でポケットできるので、ブレイク後にいきなり相手に順番を渡さなくて済みます。
ブリッジはレールブリッジで、手球はクッションから球一つ分離す
サイドブレイクする時のブリッジはレールブリッジです。
ブリッジに関しては、この記事を参考にしてみてください。
レールブリッジを使うことで、キューをなるべく低くすることができます。
そして、手球の位置は、クッションから球一つ分離します。
これは、ストロークの距離を取りたいからです。
クッションにピッタリくっつけると、ストロークしづらいですよね。
この距離は人によって微妙に違うので、皆さんそれぞれでしっくりくる距離を取るといいと思います。
力むな、体を動かすな
次にブレイクする時、初心者がやりがちなのが、強く撞こうとしてりきんでしまって体がブレブレになることです。
体がぶれてしまっては、手球の真ん中を撞けず、1番に対してもズレて当たってしまいます。
そうすると、いくらサイドブレイクをしても、ウイングボールをポケットできません。
強いブレイクをすることにメリットがあったのは、ラックシートが登場する前の時代の話です。
それはなぜかというと、三角形のラックではラックシートほどしっかり組めず、どうしても隙間が空いてしまうからです。
隙間ができると、上の図のような球の割れ方はしません。
どんな動きをするかわからないから、強くブレイクして「なんか入ってくれ~」っていうのが昔のスタイルです。
しかし、ラックシートのおかげで球が組めるようになったので、お祈りハードブレイクの必要性が薄れつつあります。
つまり、ブレイクで初心者が意識すべきは、手球の真ん中を撞いて、1番のボールにまっすぐ当てること。
これが一番大事です。
上級者はストロークが安定しているので、体重を乗せたハードブレイクをしてもしっかり手球の中心をとらえます。
それができるから上級者なのです。
初心者は体重なんて乗せようとせず、しっかり構えて、体は動かさず腕の力だけでブレイクしましょう。
手球の少しだけ下を撞け
さっき手球の中心を撞けって言ったじゃん!
って言われそうですが、これは次のステップととらえてください。
先ほどまでは、手球に変な回転をかけずに、無回転で1番にまっすぐ当てるように書きました。
それは間違ってはいないのです。
ではなぜ少し下を撞くのか。
それは、手球を少し手前にバックさせたいからです。
さっきまでは、的球のポケットに意識が行っていたと思いますが、1番ボールの動きを見てみてください。
長クッションのサイドポケットの近くにクッションして、ヘッド側まで戻ってくる軌道を描いていますよね。
対して、手球は無回転で1番に当たり、ブレイクの勢いで少し前に進みフット側に動きます。
そうすると、1番ボールと手球がとても離れてしまいますよね。
ブレイクでウイングボールをポケット出来ても、いきなり1番が難しいのです。
それを避けるために、少し下を撞いてわずかにバックスピンをかけて手球を戻してくると、1番が狙いやすい位置にポジションできるのです。
もちろん、すべてがそんなにうまくいかないですが、少しでも自分が有利になる手段を取ったほうがいいという話です。
ただ、この少し下を撞くというのは、手球の真ん中を撞けるようになってからです。
それくらいストロークが安定してきてからのほうが、変な癖がつかなくていいと思います。
まとめ
初心者は、サイドブレイクで力まず腕の力だけで正確にブレイクする事!
それができるようになってきたら、少し下を撞いて、手球を手前に戻しましょう。
以上、いかがでしたでしょうか。ブレイクはゲーム開始の重要なショットです。
ぜひ、ブレイクショットを練習してみてください。
それでは、楽しいビリヤードライフを~。\(^o^)/
おまけ ~今日のビリヤードあるある~
ブレイクキューやジャンプキューが欲しくてカタログを見てみる。
ん?ブレイク&ジャンプってキューがあるぞ?両方いけるってことか?
お、アダムも出してるぞ!これありじゃねぇ!?ポチっちまうか!
~後日~
ブレイクもジャンプも行けるなんて、超便利じゃん~。
ブレイク:うん、ちゃんと強いブレイク打てるぞ。
ジャンプ:ちょっと癖ある感じだけど、ちゃんと飛ぶしいい感じ~
~数か月後~
ちゃんとしたブレイクキューってもっと安定しててパワー出るのかな~?ジャンプキューももっと飛ばしやすくてコントロール性いいのかな~?
・・・結局それ専用のキューが欲しくなるやつ。
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