こんにちは、じんぼーです。\(^o^)/
ビリヤードって、専門用語っていうか、やってる人しかわからない用語だったり多いのも、なかなか一般化しない原因だと思うんですよね。
そのあたり、ちょっとでも解消出来たらとおもって、今回は用語集を作ろうと思いました。
徐々に増えていくと思いますが、今のところは思いつく範囲で書いていこうと思います。
あ
あ
相撞き(あいづき)
相席のビリヤード版。一人客同士がゲームをすること。
厚み
的球をポケットするために手球を当てる位置・角度。
穴フリ
手球と的球とポケットが一直線になってしまった時に、ポケットの幅分だけでもフリをつけること。
穴前
ポケットの目の前に的球があること。
アンドセーフティ
的球をポケット出来るかどうか微妙な時に、もしポケット出来なくても相手に対してセーフティになるように撞くこと。
い
糸巻き
グリップの一種。リネンと呼ばれる糸を巻いたもの。手触りはサラサラするので、手汗をかく人に合っている。
イレ
ボールをポケットに「入れ」ること。 例:あの人はイレが強い。(ポケット率が高い)
イレイチ
手球のコントロールを度外視して、的球をポケットすることのみに集中すること。
インレイ
キューの装飾のひとつ。母材となる木材を削り、それと同じ形に加工した装飾品を埋め込む。デザインに自由度が高い。
う
裏マス
相手がブレイクショットで1球もポケット出来ず、自分の番になり取り切ること。裏のマスワリの略。
え
エイトボール
ポケットビリヤードのゲームの1種。自分のグループボールを全て落とした後、8番ボールをポケットすれば勝ちというゲーム。世界的にもメジャーなゲーム。
お
押し球
手球の上半分を撞くことで前回転させるショット。フォローショットとも。
か
か
ガコガコ
ミスショットの一つ。的球がポケットからわずかにズレた時に、ポケットの幅の中を数往復して入らないこと。
カット
狙いの厚みを非常に薄く当てるショットのこと。手球と的球とポケットの位置関係が直角に近づいていくとカットショットとなる。(厳密な定義はない)
カーブ
手球を撞いた後、直線ではなく曲がって進む動きの事。ひねりを使用した際に意図せず発生する場合もあれば、横撞点を斜め上から撞き下ろすことで意図的に発生させることもできる。
かぶる
手球と狙うべき的球の間にほかの球があり、直接狙えない状態のこと。例:「〇番かぶってるじゃん」
空クッション(からくっしょん)
手球をクッションさせた後に的球に当てるショットのこと。空コ(からこ)とも。
革巻き
グリップの一種。動物の革をなめしたものを巻く。豚革、牛革、トカゲ革などなど様々な種類の革が使われる。革の種類によって握り心地が違うので、一概革巻きはこんな感じとは言えない。
き
キスショット
手球が第1の的球に当たって、第1の的球が第2の的球に当たって、第1の的球が落ちること。
逆フリ
次に狙う的球に対して、今狙っている的球をポケットしたら手球が遠ざかってしまうような配置の事。
キャノンショット
手球が第1の的球に当たって、跳ね返った手球が第2の的球に当たって、第2の的球が落ちること。
キューミス
引きや押し、ひねりなどの極端に端の撞点を撞いたときにタップと手球が滑ってしまい、しっかりしたショットにならないこと。ミスキューとも。
木ラック
三角形の木でできたラックの事。現在はラックシートが主流だが、それまではこれが主流だった。
キレ
手球の回転のかかり具合のこと。例:このキューは押しがキレる。(押し球の回転が良くかかる)
く
クッション
テーブルの外周の部分。中にゴムが入っている。ゴムの硬さや劣化具合で球がクッションした時の反射角や反射速度が変わる。
グローブ
ブリッジを組む手に付ける手袋。キューの滑りをよくする効果がある。
け
ゲームボール
ゲームを終える最後の一球のこと。ナインボールで言えば、最終セットの9番ボール。
こ
59(ゴーキュー、ゴック)
ナインボールの一種。1対1よりは、複数人数で行われることが多い。いわゆる、”勝負事”に使用することが多い。
こじる
ショットをするときに、キューを握っている手が真っ直ぐ振れずにずれてしまうこと。力みなどが原因。
コーナーバンク
バンクショットでコーナーポケットを狙うこと。
コールショット
狙っている的球をどのポケットに入れるか宣言(コール)すること。宣言通りではなかったらミスになる。
殺し球
的球に当たった後、手球の勢いが急速に減少するように撞いたショット。厚めの撞点の時の弱めの引き球や、クッション際の逆ひねりなど。
コンビネーションショット
手球が的球(第1の的球)に当たって、第1の的球が他の球(第2の的球)に当たって、第2の的球が落ちること。
さ
さ
座(ざ)
タップと先角の間に挟むことがある部品。これを挟むことで打感や的球の回転に影響がある。座を挟むかどうかはプレイヤーの好み。ブレイクキューやジャンプキューで樹脂タップを使用する場合は、先角への衝撃を緩和するために使われることが多い。
サイドバンク
バンクショットでサイドポケットを狙うこと。
先角(さきづの)
シャフトの先端、タップの下についている部品。樹脂であることが多いが、稀に象牙なども使われる。フェラルとも。
ザブトン
ブレイクショットを行う際に、手球の下に敷くラシャの切れ端。ブレイクショットの衝撃でラシャが痛むのを防ぐ。
サララシャ
新品のラシャのこと。
し
シャフト
キューの上半分の部分。キューの性能に大きく寄与する。大きく分けてノーマルシャフト、ハイテクシャフトがあり、基本的に木材でできているが、カーボンでできているものもある。
ジャンプショット
手球を撞き下ろすように撞くことで、ジャンプさせるショットの事。
樹脂タップ
樹脂(プラスチック)のタップ。ブレイクキューやジャンプキューに使用される。反発が強いため、パワーが出るが、樹脂である為あまりグリップしない。
ジョイント
キューの中央部分の接合部。ねじ。メーカーによってそのピッチや太さ長さがさまざまである。
場外
何らかのボールがテーブル外に出てしまうこと。ファールの一種。
す
スキッド
ボール同士が接触した際に、接触点にチョークやほこりなどが付着していた場合、摩擦力が増えることで発生する事象の事。その場合、当たった角度より厚めに進む。
スクラッチ
手球がポケットに入ってしまうこと。ファールの一種。
ストップショット
手球が的球に当たった後、手球がそこに止まるショット。的球に当たった瞬間に手球が無回転となるようにすればストップする。
ストライプボール
9番~15番のボール。白と各色の帯模様のためそう呼ばれる。ハイナンバーとも。対:ソリッドボール。
スロウ
横回転がかかった状態の手球が的球に当たった時に、的球に与える動きの影響の事。ひねりを使用する際にスロウも考えなければならない。
せ
積層タップ
薄い革を複数枚重ねて接着した構造のタップ。重ねる枚数や厚みは各メーカーによってさまざま。ラミネートタップとも。
セットマッチ
あらかじめ決めたセット数を先取した方が勝利するというゲーム形式。例:「今日は5先(ごさき)で(5セット先取りの意)」など
セーフティ
自身が攻めにくい場面で、的球をあえてポケットせず、手球や的球を相手が攻めにくい位置に運ぶこと。
センターショット
基礎練習のひとつ。的球をセンタースポットに置き、ポケットと的球を結んだ直線状に手球を置く。一直線の配置となるため、真っ直ぐ撞く練習となる。
センタースポット
テーブルの中央の点。長辺の中心と短辺の中心を結んだところ。
そ
ソリッドボール
1番~8番のボール。単色で塗られていることからそう呼ばれる。ローナンバーとも。対:ストライプボール。
た
た
出し
手球をコントロールして、次の的球を狙いやすい位置にポジションすること。ポジション。とも
タッチタッチ
手球と的球が同じレールに接触している配置の事。一見真っ直ぐ撞けばコーナーポケットを狙えるように見えるが、ショットがほんのわずかでもズレるとクッションに弾かれて進路が大きくズレてしまう。
タップ
キューの先端に付いている部品。動物の皮や、樹脂などが使われる。キューの性能に大きく寄与する。
立てキュー
キューを水平ではなく角度をつけて撞くこと。ジャンプショットのような格好になる。手球の手前に邪魔な球があったり、手球と的球の距離が近くて引き球をしたい時などに使う。
球触り
テーブル上の球を触ってしまうこと。手はもちろん、衣服が触れてもファールとなる。
球屋(たまや)
ビリヤード場のこと。ビリヤードを行うことに特化したお店。ビリヤードプレー専門店。
単層タップ
1枚の革を丸く打ち抜いたタップ。動物の皮膚のため、硬さや厚みなど個体差がある。一枚革タップとも。
ち
チョーク
タップに塗る滑り止め。
チョンマゲ
押し球をしようとしてミスキューすること。特に、キューで手球を上から押さえるようにして静止した場合に、キューがチョンマゲのように手球上部から飛び出しているためそう呼ばれる。
つ
撞きづらい(撞きづら)
手球の前に他のボールやクッションがあり、通常の構えができないこと。障害物を避けるために、ブリッジを高くしたりする必要があるため、ショットの精度が落ちやすい。
角(つの)
サイドポケットのかどの事。
角る(つのる)
薄い角度でサイドポケットを狙った時に、ポケットのかどに当たって入らないこと。
て
ディフレクション
ひねりを使用した際に手球が横にずれる量の事。トビとも。
手球
白いボールのこと。基本的に、手球以外のボールは撞いてはいけない。
テーパー
シャフトはジョイント部から先端にかけて徐々に細くなっている。その細くなる加減のこと。例:Aテーパーは直線的に細くなる。プロテーパーは、ジョイント付近で急に細くなり、先端まで少しずつ細くなる。
と
撞点(どうてん)
手球を撞く位置の事。手球に回転を与えることで動きをコントロールできる。
土手(どて)
クッションの事。クッションの近くに手球が止まってしまい、撞きづらくなることを土手撞き(どてづき)ともいう。
トビ
ひねりを使用した際に手球が横にずれる量の事。ディフレクションとも。例:このシャフトはトビが少ない。
飛ぶ
的球をポケットするのに失敗する。ミス。 例:「ここは飛ばしちゃダメな場面だ」
トラブル
的球が同士が近くにあり、直接ポケットを狙えないこと。
取り切り
テーブル上のボールを残りすべてノーミスでポケットすること。例:「残り3球取り切れば勝てる」
取り出し
ブレイク後に狙う球と手球の配置のこと。例:ブレイク後1番がポケットしやすい位置になった時「お、1番の取り出しがいいぞ」、他の球の裏に隠れてしまった時「1番の取り出し隠れてるやん」
な
な
ナインボール
ポケットビリヤードのゲームの1種。最終的に9番をポケットした人が勝利する。日本ではメジャーなゲームであるが、その難易度は比較的高め。
に
ぬ
ね
ネクスト
次の球の事。ネキとも。例:「ネクストを考える」
ネオナインボール
ポケットビリヤードのゲームの1種。最終的に9番をポケットした人が勝利する。ナインボールの難易度を簡単にしたゲームで、初心者向けとされる。
の
ノーイン
ブレイクショットで1球もポケット出来ないこと。
ノークッションファール
手球が的球に当たった後、的球をポケットするか、ポケット出来ない場合は、テーブル上の何らかのボールがクッションしなければファールとなる。
ノーラップ
グリップの一種。何も巻かれておらず、クリア塗装がされているので装飾部と手触りは変わらない。
は
は
ハイナンバーボール
9番~15番のボール。15球中、大きい数字のボールのためそう呼ばれる。ストライプボールとも。対:ローナンバーボール。
ハウスキュー
ビリヤード場に置いてあるレンタルのキュー。貸しキュー。
ハギ
キューの装飾の一つ。バット部分を作る際に、1本の木ではなく複数の木材を組み木することで表現されるデザイン。昔ながらの尖った三角形のデザインがほとんど。ハギの本数により、4剣、6剣、子持ちなどがある。
弾く
撞き方の一種。キューをしっかり出さずに、手球にインパクトしたら止めるように撞く。
バタバタ
手球の出し方のひとつ。的球をポケットした後、手球が短クッションー短クッション間または、長クッションー長クッション間を行ったり来たりする動き。
バット
キューの下半分の部分。装飾がされていることが多く、キューの外観を決定づける。
華台
そのお店のメインテーブル。一番目立つところに置いてあり、そのお店の顔的なテーブルの事。常連客の中でも店長に認められた人が使っているイメージ。
腹切り
手球の出し方のひとつ。的球はバンクショットを狙いつつ、その的球が通るラインを横切るように手球を通すラインのこと。
バンキング
ゲーム開始前に先攻後攻を決めるために行われる。短クッション側に立ち、球をテーブルの2ポイントより手前に置く。そこから、反対側の短クッションに向けて撞き、跳ね返ってきた球が手前クッションにより近い方がブレイク権を得る。
バンクショット
的球をクッションさせてポケットするショットのこと。
パンク
タップが寿命を超えて使用されることで、繊維がほどけてフカフカの状態になってしまうこと。弾力がなくなり、回転をかける際など使い物にならない。
ひ
引き球
手球の下半分を撞くことで手球を逆回転させるショット。ドローショットとも。
引っかけ
的球がクッションにタッチしてるもしくは近い時に、手球を一度クッションさせてから的球に当てる撞き方の事。
ひねり
手球の左右を撞くことで手球を横回転させるショット。
平場
普通にブリッジが組める場所のこと。平撞き(ひらづき)とも。対義語:撞きづら
ヒルヒル
セットマッチにおいて、お互いにあと1セット取れば勝てるという接戦の状態。hill and hill
ふ
フェラル
シャフトの先端、タップの下についている部品。樹脂であることが多いが、稀に象牙なども使われる。先角とも。
フットスポット
フットラインの中心の点。この点を頂点としてラックを組む。
フットライン
フット側から長クッションの2ポイント目を結んだ線。
プッシュアウト
ブレイク後の配置で取り出しの球が隠れているなどしてポケットが狙えなかったり、セーフティができない状況の時に、手球を撞いて任意の場所に移動して相手に撞き順を回すこと。この時、手球は的球に当てなくてもファールとはならない。プッシュアウトを回された相手は、その球を撞くかパスするか選択できる。
フリ(振り)
ポケットと的球と手球の角度関係のこと。これら3点が真っ直ぐなら「フリ(角度)が無い」と言う。例:「次の球、フリをつけないとその次に出せないな」
ブリッジ
キューを支えるための手の形。利き手の反対側の手で作ることが多い。
プール
ポケットビリヤードのこと。昔のテーブルは各ポケットからリターンボックスに球が返ってこず、各ポケットに溜まる構造だったため、球がプールされる=プールとなった。海外では、「ポケット」より「プール」の方が主流の言い方の国がある。例:プールバー(ビリヤードができるバー)
ブルータップ
一枚革の一種だが、特殊な薬液に漬けてなめしたタップ。そのままではかなり柔らかいため、圧力をかけて押し固めたものがある。
ブレイクエース
ナインボールにおいて、ブレイクショットで9番ボールがポケットすること。
ブレイクショット
ゲームをスタートする際の初めのショット。ラックを崩さなければならないため、通常のショットより強くなる。ブレイクショット専用のキューがある。
フロック
まぐれのこと。
へ
ヘッドスポット
ヘッドラインの中心の点。
ヘッドライン
ヘッド側から長クッションの2ポイント目を結んだ線。この線の中からブレイクするので、ブレイクラインともいわれる。
ほ
ポケット
1,テーブルの球を入れる穴のこと。
2,「ポケットビリヤード」の略。プールとも。
ポジション
手球をコントロールして、次の的球を狙いやすい位置にポジションすること。出し。とも
ボーラード
ビリヤードにボーリングの点数ルールを採用したゲーム。ビリヤードとボーリングの造語。合計得点はプレイヤーの実力を判断する指標に使われる。
ま
ま
マスワリ
ブレイクショットからノーミスで9番まで全ての的球をポケットすること。枡(ます=ラックのこと)を割る(わる=取り切る)。ブレイクアンドランナウト(break and run out)とも。
マッセ
手球を上から撞き下ろし、強烈な回転をかけるショット。コントロールが非常に難しいため、通常の試合で使われることはほぼ皆無。
的球
番号が振られたボールのこと。狙う球。ナンバーボール。
み
見越し
手球にひねりを入れた時の、手球がズレる量の事。または、そのズレる量をあらかじめ想定して撞くこと。
ミスキュー
引きや押し、ひねりなどの極端に端の撞点を撞いたときにタップと手球が滑ってしまい、しっかりしたショットにならないこと。キューミスとも。
む
め
メカニカルブリッジ
配置的に遠く届かないときに使用する道具。先端がキューを支えられる形状になっている。レストとも。
も
や
や
ゆ
よ
ら
ら
ラシャ
テーブルの表面に張られた布。「羅紗」とも書く。様々な色があるが、緑や青がメジャー。張り具合や消耗具合などで、球の転がりやすさが変わる。
ラック
1、ゲーム開始前にナンバーボールを整列させるために使われる道具。三角形のものが多い。材質は木やプラスチックなど。
2、ゲームのラウンド数のこと。1ラック目、2ラック目などという言い方をする。
3、ボールを整列させること。ラックを組む(ボールを整列させる)。ラックが立たない(ボール同士に隙間が空いてしまう)
ラックシート
ゲーム開始前にナンバーボールを整列させるために使われる道具。ボールの整列精度が高いため、現在の主流になっている。
り
リング
キューの装飾品。ジョイント部や、グリップの上下に入っていることが多い。
る
れ
レスト
配置的に遠く届かないときに使用する道具。先端がキューを支えられる形状になっている。メカニカルブリッジとも。
レール
テーブルの外周の1段高くなっている部分。
ろ
ローテーション
ポケットビリヤードのゲームの1種。目標得点に先に到達した人が勝利する。
ローナンバーボール
1番~8番のボール。15球中、小さい数字のボールのためそう呼ばれる。ソリッドボールとも。対:ハイナンバーボール。
わ
わ
まとめ
それでは、楽しいビリヤードライフを~。\(^o^)/
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