こんにちは、じんぼーです。\(^o^)/
今回は、「穴フリ」について少し掘り下げて考えていこうと思います。
皆さんは、「穴フリ」はご存じでしょうか?
言葉として知らなくても、ある程度ポケットビリヤードをやっていると、感覚的に分かっている人もいるでしょう。
ただ、「穴フリ」を理屈で分かっているのと、感覚でやっているのでは、手球コントロールの選択肢の幅に差が出てくると思います。
特に、的球がポケットの目の前(いわゆる穴前)にある時の処理で失敗しづらくなるでしょう。
ポケットの幅と的球の自由度を考える
ご存じの通り、ポケットの幅はボール1個分より大きく作られていますが、テーブルによって個体差があります。
ボールを二つ並べて入らないと「渋い台」
ボールが二つ並べても余裕があると「甘い台」
と言われます。
渋い台だろうが、甘い台だろうが、理論的には単純で、このポケットの幅の中にボールが通ればポケットインできます。
そして、そのポケットの幅から外れたらボールは入らない訳ですが、言い方を換えれば、
「ポケットの幅分なら的球がズレても入る」
ということです。
そんなん当たり前やん(・_・)
まあ、そうなんですが、その「的球がズレてもいい幅」というのは、もっと言い換えると、
「的球をポケットできる手球との接触点の幅」
と言えます。
では、その幅はどのくらいかという話ですが、具体例で説明しましょう。
上の図のように、ポケットの幅と的球の中心を結んだ直線の延長線上の範囲が、手球がズレて当たってもポケット出来る幅です。
これが、ポケットの幅と的球の自由度ということです。
もちろん、左右いっぱいにズレたらポケットの角に当たってしまうので、実際は上の図よりもっと狭いですけど。
穴フリの範囲は的球とポケットとの距離で決まる
的球に対して手球がズレて当たってもポケット出来る範囲の考え方をご説明しましたが、この範囲は、
的球とポケットの距離で変わります。
もちろん、考えなくても感覚的に分かることなのですが、的球とポケットが近ければ近いほど、ポケットの幅と的球の中心を線で結んだ角度が広がるため、ズレてもいい幅が広がります。
遠い時はその逆ですね。
的球が穴前にある時の穴フリ
今回の本題です。
的球がポケットの目の前にあり、当てれば入るような状況とします。
上記で書いてきた通り、ポケット幅と的球の中心を結んだ延長線上の範囲が、手球を当てて的球をポケット出来る範囲です。
めちゃくちゃ範囲広いですね。
そりゃそうだよ。ほとんど穴に入っちゃってるんだもん
そうです。どこに当ててもポケット出来るんです。
それならば、意識は100%ネクストに集中すべきです。
馬鹿正直にど真ん中に当てる必要なんてないんです。
いくつか、穴フリの適当な配置を紹介しましょう。
このように、ネクストの球の位置によって、穴前の球への当て方を考えることで適切なポジションができます。
もちろん、これらはあくまで一例ですし、実際のゲームでは同じ配置なんて1度たりともありえません。
しかし、「穴フリ」を理論的に理解して、それを狙うことで、ゲームの質は格段に良くなるでしょう。
まとめ
今回は「穴フリ」について解説しました。
それでは、楽しいビリヤードライフを~。\(^o^)/
おまけ ~今日のビリヤードあるある~
穴前穴フリは結構手球が走る。
かなり力加減が難しい。
試合で、8番穴前、9番ど真ん中の配置。
緊張でショットが弱くなり、9番へ出しミス。
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