ビリヤード ナインボールのルールを分かりやすく解説 | じんぼーブログ 

ビリヤード ナインボールのルールを分かりやすく解説

ビリヤードルール

こんにちは、じんぼーです。\(^o^)/

皆さん、ビリヤードをやり始めて最初にやるゲームは何ですか?

ナインボールやローテーションあたりでしょうか。

でも、何となく大まかなルールは知っているけど、プレイしているうちに、こういう場合どうするんだろうってなったことありませんか?

今回は、最もメジャーにプレイされているナインボールのルールについて解説したいと思います。

じんぼー
じんぼー

ナインボールって名前は有名だけど、詳しく知らないんだよね・・・

ナインボールのラックの組み方

ナインボールのラックの組み方は図の通りです。

ポイントは3つあります。

並べ方のポイント
  • 1番ボールは先頭に置くこと
  • 9番ボールは真ん中に置くこと
  • 他のボールは自由

お店のローカルルールで、2番ボールを一番後ろと決まっているところもありますが、あまり気にしなくていいと思います。

他のボールの位置がバラバラな方が、ブレイク後の配置がいつも違うので、ゲーム性があるし、面白いですよね。

ゲームの進め方

先攻後攻はバンキングで決めます。(じゃんけんでもいいですけど)

先攻後攻が決まったら、後攻の人がラックを組み、先攻の人がブレイクの準備をします。

ブレイクをして、何か球がポケット出来たら引き続き先攻の人の番です。

ナインボールのブレイクはちょっとしたコツがあるので、こちらの記事も合わせて読んでみてください。

ゲームの進め方は、

  1. テーブル上で最も小さな番号の球に手球を当ててポケットを狙う(例えば1番ボール)
  2. ポケット出来たら次に小さな番号の球を狙う
  3. ポケット出来なかったら相手の順番
  4. 最後に9番ボールをポケット出来た人が勝ち

単純ですね。

ここでポイントは、あくまで、「最も小さな番号の球に当てる」ということです。

その球に当てることができれば、それが他の番号の球に当たってポケットしてもいいのです。

つまり、手球を1番ボールに当てて、1番ボールが9番ボールに当たって9番がポケットすれば、その時点で勝ちです。

これをコンビネーションといいます。

コンビネーションの種類について

コンビネーションはいくつが種類があります。

どれも難しいので、初めのうちはあまり意識しなくていいですが、穴前のボールがあるときなど狙ってもいいかもしれません。

コンビネーション

手球が的球(第1の的球)に当たって、第1の的球が他の球(第2の的球)に当たって、第2の的球が落ちること。

コンビネーションショットの球筋の絵

キャノンショット

手球が第1の的球に当たって、跳ね返った手球が第2の的球に当たって、第2の的球落ちること。

キャノンショットの球筋の絵

キスショット

じんぼー
じんぼー

アセロラオリオン・ハートアンダー・・・ゲフンゲフン

手球が第1の的球に当たって、第1の的球が第2の的球に当たって、第1の的球が落ちること。

キスショットの球筋の絵

ファールとその後の始め方

ファールにも種類があります。

基本的には、ファールしたら相手にフリーボールの権限を渡すことになります。

では、どういう場合がファールになるのでしょうか。

  • 手球が最小番号以外の球に先に当たった
  • 手球が最小番号の球に当たらなかった
  • 手球がポケットに入ってしまった(スクラッチといいます)
  • 勢いあまって球がテーブルから飛び出した(手球、的球どちらでも)
  • 手や衣類などが球に触ってしまった(球触り)
  • ショットの瞬間、足が床から離れてしまった
  • 2度撞きしてしまった(手球と的球が近いときにやりがちで、1回のショットで手球を2回撞いてしまうこと)
  • ノークッションファール
    手球が的球に当たった後、ポケット出来なかった場合、いずれかの球がクッションしなくてはならない。これが少しわかりにくいです。

ファール後からのゲームの始め方は、相手が手球を好きなところに置ける「フリーボール」で始めます。

ただ、ファールした際に、9番ボールがポケットしてしまった場合は、9番はフットスポットに戻します。

9番が無い状態でゲーム続行できませんからね。

それと、最後に一つ大事なファールルールです。

それは、3回連続ファールは即負けとなります。

それをスリーファールと言います。

相手が2回連続ファールをした時点で、相手に対して「ツーファールです」と言うことで、相手が3回目のファールをしたら負けとなります。

逆に、ツーファールの時点で相手にそれをコールしなければ、スリーファールしてもカウントされません。

相手のファールは注意して見ておきましょう。

先取り制とハンディキャップについて

ゲームを開始する際に、「〇セット先取りで」と決めることが多いです。

これは、ナインボールは初心者にとってはまぐれ勝ちの要素が絡みやすく、上級者にとっては、ノーミスで取り切ってしまう、ということがあるので、1セットで終わりにすることは少ないです。

特に決まりはありませんが、少ない場合で3セット、多いときで11セット先取など色々です。

つまり、先に決めたセット数を取った人が勝ちというやり方ですね。

初心者では、なかなかポケットが進まず、1セットが長引くので、3セット~5セット先取りくらいがいいと思います。

それだけで、小一時間あっという間に過ぎていきます。

その中で、相手との実力に差があるとわかれば、2セット分ハンディをもらうとかもありです。

相手は5セット先取り、自分は3セット先取りなどです

ハンディについては、ハウストーナメントなどではランクによって先取りセット数が決められていることがあります。

ランクについては、こちらの記事も参考にしてみてください。

まとめ

ナインボールのポイント
  • ナインボールのラックの組み方は1番と9番の位置だけ守ればいい
  • テーブル上で一番小さい番号から落としていく
  • ファールは色々あるので覚えよう、特にノークッションファール
  • 先取り制で3~5セットから始めよう

いかがでしたでしょうか。これで皆さんもナインボールを楽しめますね。

それでは、楽しいビリヤードライフを~。\(^o^)/

おまけ ~今日のビリヤードあるある~

ビリヤード初心者の知人の前で、マスワリをかます俺。

心の中で、「どうだ、ビリヤードは手球コントロールの競技というところを見せつけたぜ!」

とドヤるが、

「全然俺に順番回ってこなくてつまらん。ちょっとは手加減しろよ~」

マスワリのすごさを分かってもらえない・・・((;´・ω・)

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