こんにちは、じんぼーです。\(^o^)/
一言でブレイクショットと言っても、試合のレギュレーションによっていろいろなブレイクショットのルールがあります。
もし皆さんが試合に出るときに、知らないルールが採用されていたら戸惑ってしまいますよね。
今回は、ブレイクショットのルールをご紹介したいと思います。
勝者ブレイク
がブレイクする権利を得ることです。
一般的にはこのルールが採用されることがほとんどです。
友達とビリヤードするときもこのルールが多いよね
しかし、プロの世界では、ナインボールが全盛期でラックシートが登場した近年、ブレイクした人が取り切ってしまう「マスワリ」が出やすくなったことで、勝者ブレイクでは片方の人が撞き続けてしまうという一方的な展開になりやすくなりました。
また、更に近年盛んになってきたテンボールでは、再び勝者ブレイクが採用されてきましたね。
その理由としては、テンボールはブレイクノーイン(ブレイクで何も入らない)になることが多く、ブレイク後に選手交代が多いからです。
敗者ブレイク
がブレイクする権利を得ることです。
こちらの場合は、負けた人がブレイクできるので、両者の実力差を埋めるためのハンデ的な意味合いが強いです。
また、実力が拮抗している人同士の対戦では、接戦になりやすく、ゲーム展開としては面白いです。
しかし、プレイしている人は自分が勝ったのにブレイク権が相手なので集中力を維持するのは大変です。
リズムが崩れてしまいますからね。
公式戦で採用されることはありません。
実力差がある常連さん同士でやるときに採用するかな
交互ブレイク
交互ブレイクは、勝ち負けに関係なく交互にブレイクするルールです。
このブレイクも、勝者が撞き続けてしまうことを避けるためのルールになりますが、敗者ブレイクと違い、単純に交互にブレイクすることになるのでタイミングによっては2ラック連続で撞くことができます。
ある程度、一方的な展開になるのを防ぎつつ、実力がある人がしっかり勝てるルールかなと思います。
それでも、実力が下の人でも撞くチャンスが回ってくるので、ただ見ているだけにはならないのがいいところですね。
公式戦というより、エキシビションマッチとかで採用されることが多いかも
スリーポイントルール
これはブレイクの種類ではないのですが、公式戦でもよく採用されているので紹介します。
これをクリアしない場合は、「イリーガル(違反)ブレイク」となり相手の撞き順となります。
このルールはソフトブレイクを抑制するために作られたと言ってもいいでしょう。
ラックシートが発明されたことで、ナインボールでのブレイクのポケット率は各段に向上しました。
つまり、ブレイクでポケットするのは当たり前で、「手球をどこに残すか」が重要視されることで、みんながみんなソフトブレイクをし始めたのです。
そうなると、よりマスワリ率が向上し、一方的なゲーム展開になることが増えました。
なので、ブレイクである程度ゲーム性が生まれるようにするためにこのようなルールを設け、ソフトブレイクに規制をかけた形になりますね。
ただ、このルール、女性など力が弱い人にとっては結構つらいルールで、そもそも力いっぱいブレイクしてもそんなに球が散らず、イリーガルになることがあります。
そういう人は、ブレイクの練習をしたり、パワーのあるブレイクキューを使うなど工夫しなければなりません。
YouTube見てても、このルール採用してること本当に多いよね
まとめ
今回は、ブレイクショットのさまざまなルールをご紹介しました。
試合に出た時などに内容を理解しておくと、無駄に戸惑って変な緊張をしないようになります。
試合ではできるだけ全力を尽くしたいですからね(*‘∀‘)
参考になればうれしいです!
それでは、楽しいビリヤードライフを~。\(^o^)/
おまけ ~今日のビリヤードあるある~
普段ナインボールをサイドブレイクでやっているのに、急にテンボールでキッチンからブレイクするとミスキューするやつ。
カシュッ!(;゚Д゚)ー
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