こんにちは、じんぼーです。\(^o^)/
ビリヤードにはあまり知られていないルール(公式のルール)や暗黙の了解が色々あります。
お店によってはその他にもローカルルール的なものもあるので、私も紹介しきれないですし、知らないこともあります。
皆さんも知っていることはあるかと思いますが、教えてもらわないとわからないよなーって思ったことを書きますので、是非参考にしてみてください(^_^)/
とある条件では二度撞きOK
二度撞きがファールなのはご存じの方多いと思いますが、とある条件ではそれがOKとなります。
それは、
「手球と的球の距離がチョーク1個分より近く、相手に対して「ダブルヒットします」と宣言したとき」
です。
※ただし、これは日本特有のルールで、数年前に廃止されているようです。現在はどの試合でも使えないルールなので、参考程度に見ておいてください。
こういう時ですね。
このように、手球と的球が近い時は、普通に撞いたらほぼ確実に二度撞きします。
立てキューして引き球のようにすれば回避できることもありますが、コツがいります。
こういう場合、相手に対して「ダブルヒット」とコールすることで、二度撞きというファールを免れます。
もちろん、手球と的球がチョーク1個分より離れている場合は、コールしてもダメですよ。
ナインボールでいきなり9番は狙わない
「ナインボールは9番を落とした人の勝ち」という絶対的なルールに対して、いきなり狙わないというのはどういうことでしょうか。
これは、ちょっとした騎士道精神というか、ビリヤードプレイヤーとしての矜持みたいなところが理由です。
プライドと言ってもいいでしょう。
ビリヤードプレイヤーとしてのプライド
ビリヤードをやり込んでいくと、シュート力がついてきます。ある程度の角度ならポケット出来るようになってくるのです。
そして、そのころに考え出すのがポジション、つまり「出し」です。
ビリヤードプレイヤーは手球を思い通りにコントロールして、次の的球にポジションすることに醍醐味を感じます。
その集大成が、ブレイクしてから全ての球をポケットして勝利するブレイクランナウト、いわゆる「マスワリ」です。
トッププレイヤーは、マスワリをいかに連続して出し続けるかで、己の技術力を誇示するのです。(言い過ぎか?(;・∀・))
ということは、いきなり9番をポケットしてしまうと、技術力を発揮できず(コンビで9番を狙うのも技術なのですが)ゲームが終わってしまうのです。
なので、基本的には全ての球を落とし切って勝利するのが、ビリヤードプレイヤーのプライドということですね。(美学と言ってもいいでしょう)
単純に、マスワリするのが気持ちいいというのもありますけどね。
例外的に9番を狙う時もある
全ての球を落とし切る「マスワリ」が醍醐味と書きましたが、例外もあります。
例えば、ブレイク後の配置で9番が穴前に止まった時などです。
この場合は、悠長に他の球を落としている場合ではありません。
何かの拍子に相手に順番が回り、穴前の9番のほうに何かの球が転がって行ってしまったら・・・。
そんな負け方目も当てられないですよね。
なので、
- 9番が穴前に止まったとき
- 9番と他の的球が非常に近く、その延長線上にポケットがあるとき(コンビでポケット出来る確率が高い)
などは、いの一番に9番を狙います。
意図せず隠れてしまったら軽く謝罪する
自分のショットで、狙った的球をポケット出来ず他の球の後ろなどに隠れてしまうことありますよね。
そういう時は、軽く謝罪しましょう。
謝罪と言っても、わざわざ「すみません」的な言葉に出さなくてもいいです。
軽く手を挙げるくらいのジェスチャーをすればいいです。
逆に、セーフティのように、わざと隠しに行った場合は、それが狙いなので謝罪の必要はありません。
フロック(まぐれ)でポケットしてしまったら軽く謝罪する
これも意図せず隠れてしまった時と同じニュアンスですね。
この場合も、軽く手を挙げるジェスチャーでいいでしょう。
意味合いとしても、同じです。
狙っていたポケットに入れることができず、他のポケットに入ってしまった場合ですね。
ちなみに、エイトボールなどコールショットを採用しているゲームでは、指定したポケット以外に入ったらファールですけどね。
まとめ
今回は、あなたの知らない暗黙の了解やルールということで紹介しました。
- とある条件では二度撞きOK
- ナインボールでいきなり9番は狙わない
- 意図せず隠れてしまったら軽く謝罪する
- フロック(まぐれ)でポケットしてしまったら軽く謝罪する
どうでしたか、知っているものも知らないものもあったでしょうか。
あなたのビリヤードプレイの参考になればうれしいと思います。
それでは、楽しいビリヤードライフを~。\(^o^)/
おまけ ~今日のビリヤードあるある~
フロックでポケット、ラッキーでセーフティ、しまいには8番に対して9番裏にビタビタに隠れてしまう。
初めのうちは、軽く「さーせん」と言っておくが、最後のころにはマジで「すみません」と言っている。
こういうまぐれが続くゲームってたまにあるのよ。本当に。
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